第3回シンポジウム

「次世代シンポジウム」
-健康を支える免疫機能と食品による制御-

 日本食品免疫学会(Japanese Association for Food Immunology [JAFI]; URL: https://www.jafi.jp)では、食品のもつ生体調節作用、特に免疫調節作用を科学的に検証する活動を続けています。本学会は平成16年10月21日に設立され、発会以来、学術大会、シンポジウムなどを通じて、食品の免疫調節作用に関する確かな情報を発信して参りました。
 この度、食品栄養学、免疫学、およびその関連分野でご活躍中の若手研究者にお集まりいただき、それぞれの立場からご意見をうかがって、食品免疫学の新たな飛躍のきっかけにしたいと考えました。そこで、下記のとおり、次世代シンポジウムを企画いたしましたので、ご多忙中とは存じますが多数の皆様のご参加をお待ちしております。
 尚、シンポジウム終了後懇親会を開催いたします。関係者の方々との情報交換等にご利用いただければ幸いです。

日時

平成22年1月18日(月) 13:00~18:00

場所

東京大学弥生講堂
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)
TEL: 03-5841-8205

講演予定者(敬称略)

戸塚 護(東京大)、香山 雅子(ワシントン大)、伊勢 渉(ワシントン大)、荒瀬 尚(大阪大)、辻 典子(産総研)、立花 宏文(九州大)、ニ川 健(徳島大)、北澤 春樹(東北大)、高橋 恭子(日本大)

プログラム(予定)

  時間 演者 所属 講演内容(案) 座長(予定)
会長ご挨拶 13:00-13:10 上野川 修一 日本大   戸塚 護
辻 典子
シンポジウム1
(腸管の防御機構)
13:10-13:40 戸塚 護 東京大 腸管上皮細胞によるIgA輸送および産生誘導の食品由来因子による増強
13:40-14:10 香山 雅子 ワシントン大 Role for Spi-C in the development of red pulp macrophages
14:10-14:40 伊勢 渉 ワシントン大 bZIP transcription factor Batf regulates germinal center formation and class switch recombination
14:40-15:10 荒瀬 尚 大阪大 ペア型レセプターを介したヘルペスウィルス感染制御機構
15:10-15:40 辻 典子 産総研 免疫恒常性と制御性T細胞
休憩 15:40-16:00        
シンポジウム2
(食品の作用)
16:00-16:30 立花 宏文 九州大 植物ポリフェノールの免疫調節作用とその分子基盤 立花 宏文
高橋 恭子
16:30-17:00 二川 健 徳島大 肥満による浸潤マクロファージの活性化とインスリン抵抗性
17:00-17:30 北澤 春樹 東北大 イムノジェニクスとしてのオリゴヌクレオチド構造と免疫機能性
17:30-18:00 高橋 恭子 日本大 腸共生系の恒常性維持と腸管における炎症反応の制御
懇親会 18:15-20:00        

参加費

会員無料、非会員(一般)10,000円、非会員(学生)1,000円

懇親会参加費

一般5,000円、学生3,000円

問い合わせ先

日本食品免疫学会事務局
(株)国際文献印刷社内
TEL:03-5389-6279  FAX:03-3368-2822
E-mail:gakkai[at]jafi.jp([at]を@に変更してください。)